信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3976 シャノン

東証G
446円
前日比
-2
-0.45%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
142
時価総額 14.2億円
決算発表予定日

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<動意株・20日>(大引け)=シャノン、ジーデップ、セキュアなど

 シャノン<3976>=後場急騰しストップ高。正午ごろ、同社のマーケティング人材と生成AIを利用して企業のマーケティング課題を解決する「マーケティング運用代行パッケージ」を3月にリリースすると発表しており、好材料視されている。同サービスは、専門のマーケティング人材が顧客の事業目標や現状のマーケティング活動状況を理解した上で最適な運用を提案し、業務プロセスを設計した上でその代行を行うというもの。これまでの業務の一部だけを代行するサービスと異なり、広告やアウトバウンドコール、メール配信によるリードの育成やホットリードに対するインサイドセールスによる商談化まで、マーケティングに関する一連の業務をトータルで支援・代行することが特徴で、生成AIの活用やパッケージ化により提供コストを削減し、質と価格の両立を図ることで、より多くの企業が利用できるようにしたという。

 ジーデップ・アドバンス<5885>=大幅高で4連騰。ファーストアカウンティング<5588>が19日の取引終了後、ジーデップから「NVIDIA H100 GPU」搭載の第4世代DGXシステム「NVIDIA DGX H100」を研究開発用サーバーとして2台追加導入したと発表しており、好材料視されている。

 セキュア<4264>=上げ足強め3日続伸。同社は19日、大学経営・事務総合ソリューションを提供する電翔(静岡市葵区)とともに、入退室管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進するため業務提携すると発表。業績へのポジティブな影響を見込んだ買いが入ったようだ。電翔は120の大学と、200以上の商業施設と取引関係を持つ。同社が提供するデジタル身分証アプリをセキュアの入退室・勤怠管理システムと連携させ、商業施設の業務効率化につなげる。また、電翔が提供するデジタル学生証「スマ学」とセキュアの「モバイルアクセスカード」を連携させ、文教施設における業務効率化を図る。医療系施設でもAIカメラの活用などを通じたセキュリティー強化を促していく。
 
 東洋炭素<5310>=上値指向を強め7000円大台乗せ。2008年6月以来の高値圏に突入した。20日午前10時に、中期経営計画に関する資料を開示した。同社は14日に、28年12月期の売上高を880億円(24年12月期見通しは540億円)、営業利益を220億円(同109億円)に伸ばすことを目標とする中期経営計画の概要を公表していたが、今回の資料ではより具体的な方策が示された。SiC(炭化ケイ素)半導体関連の強い需要を背景とした事業の成長性の高さが改めて意識され、成長期待の資金が流入したようだ。特殊黒鉛製品においては、SiCウエハー向けはグローバルでの販売網をもとに、欧米・中国で確固たるポジションの構築を目指すほか、需要拡大に備えて生産体制の強化も検討する。また、SiCコーティング黒鉛製品など「複合材その他製品」関連では、一段の生産能力の増強によりコア付加価値事業の売上高を5年で約2倍の規模に拡大させる計画を示している。

 スリー・ディー・マトリックス<7777>=大幅高で3日続伸。19日の取引終了後、自己組織化ペプチド技術を用いた炎症性腸疾患などに関する特許が日本で成立したと発表しており、好材料視されている。同特許技術は、久留米大学と共同で出願していたもので、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患などに起因する腸管の治療および予防を目的とする自己組織化ペプチドを含有する医薬組成物を広く保護する。同社は今後、日本及び欧州において現在進行中の医師主導特定臨床研究に加えて複数の研究を行い、早期にProof Of Concept(POC)を取得することを目指し、POC取得後には本格的な開発を開始する。なお、同件による24年4月期業績及び中期経営計画への影響はないとしている。

 佐鳥電機<7420>=急速人気化。NEC製品などの取り扱いを主力とする半導体商社で、自社独自製品の開発・販売も行うほか、ソリューションビジネスにも展開し利益成長力が高い。M&Aによる業容拡大にも積極的で、19日取引終了後、オランダの半導体設計会社であるMAGnetIC Holdingの株式80%を取得し子会社化することを発表した。佐鳥電機の強固な顧客基盤や営業力との融合でシナジーを生み出す狙い。これによる中期成長力の向上に期待した買いを引き寄せている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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