岡部が昨年来高値を更新、今期経常増益・増配計画をポジティブ視
岡部<5959>が昨年来高値を更新した。19日の取引終了後、23年12月期の連結決算とともに、24年12月期の業績予想を発表した。今期の経常利益は前期比2.2%増の44億円を計画する。年間配当予想は同5円増配の30円としており、ポジティブ視されたようだ。
今期の売上高は同10.4%減の700億円を予想。最終損益は28億円の黒字を見込む。前期は自動車部門におけるバッテリー端子製品事業の収益性が低下し、米国子会社のチャプター11申請に関連する費用や、米国の建材製品関連でののれんの減損損失があって、最終損益は70億9700万円の赤字だった。
同社はあわせて中期経営計画も公表。26年12月期に売上高755億円、最終利益33億2000万円とする目標を掲げた。また、配当性向30%以上を目安とする従来の方針に加え、自己資本配当率(DOE)に留意し、配当水準の安定的な向上を目指す新たな方針を加えた。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高は同10.4%減の700億円を予想。最終損益は28億円の黒字を見込む。前期は自動車部門におけるバッテリー端子製品事業の収益性が低下し、米国子会社のチャプター11申請に関連する費用や、米国の建材製品関連でののれんの減損損失があって、最終損益は70億9700万円の赤字だった。
同社はあわせて中期経営計画も公表。26年12月期に売上高755億円、最終利益33億2000万円とする目標を掲げた。また、配当性向30%以上を目安とする従来の方針に加え、自己資本配当率(DOE)に留意し、配当水準の安定的な向上を目指す新たな方針を加えた。
出所:MINKABU PRESS