窪田製薬ホールディングス---23年12月期は大幅増収、Kubota Glass の販売拡大に向けた準備進める
窪田製薬ホールディングス<4596>は14日、2023年12月期連結決算(IFRS)を発表した。事業収益が前期比 383.3%増の0.40億円、営業損失が13.94億円(同20.38億円の損失)、税引前損失が13.79億円(同20.16億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が13.79億円(同20.16億円の損失)となった。
医療機器において、ウェアラブル近視デバイス(Kubota Glass)は、2022年には、ソフトローンチとして、「Kubota Glass」を米国及び日本の一部眼科医院で販売を開始し、同年12月には、初の直営店となる「Kubota Glass Store」を東京にオープンした。現在は、販売拡大に向けた準備を進めるとともに、顧客満足度の更なる向上に向け、製品の改良及び、リカーリングに向けたサービス作りを強化している。より広範な市場での商業化を可能にするためのマーケティング活動の強化及び、よりマーケットニーズにフィットした次世代機の開発の準備を進め、逐次着手していく。在宅・遠隔医療モニタリング機器は、2023年12月には世界で最も権威のある眼科病院の1つであるアラビンド眼科病院(AECS)の製造施設として貢献しているAUROLAB(本社:マドゥライ、インド)と共同開発に向けた基本合意書を締結した。また、IQVIAサービシーズ ジャパン(本社:東京都港区)と中外製薬が資金提供を予定する特定臨床研究に向けてベンダー契約を締結した。
低分子化合物において、エミクススタト塩酸塩については、引き続き、共同開発パートナーを探す等の活動を継続するとともに、各国や地域における早期承認制度の活用を含め検討している。
2024年12月期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから、記載していない。
《SO》
提供:フィスコ