オプティム---3Qは2ケタ増収増益、ライセンス売上の拡大に注力
オプティム<3694>は14日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.6%増の70.56億円、営業利益が同66.0%増の13.23億円、経常利益が同70.8%増の12.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.2%増の7.08億円となった。
「モバイルマネジメントサービス」について、「Optimal Biz」が、ユーザビリティを考慮したアップデートなどを計画通りに行っており、市場の成長とあわせてシェア拡大が進み、堅調にライセンス数が増加している。
「X-Techサービス」におけるアグリテックでは、「ピンポイントタイム散布」サービスの導入が、全国の生産者及び農業団体へ広がっており、サービスを新たに利用する顧客が増加している。デジタルコンストラクションは、スマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」のライセンス契約数が累計1,000件を突破した。オフィスDXについては、AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」及びAIを活用した文書管理サービス「OPTiM電子帳簿保存」が、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を取得した。マーケティングDXについては、正式版の「佐賀市公式スーパーアプリ」が提供開始より半年で2万ダウンロードを突破した。映像管理DXについては、クラウドAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」を、北九州市に提供した。
「その他サービス」については、リモートサポートサービス「Optimal Remote」や雑誌読み放題サービス「タブホ」などのライセンス売上が計画通りに推移している。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の102.05億円、営業利益が同10.8%増の19.39億円、経常利益が同10.4%増の18.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.9%増の11.06億円とする期初計画を据え置いている。
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提供:フィスコ