ティア---1Q増収、葬祭事業・フランチャイズ事業ともに売上高・利益が順調に推移
ティア<2485>は14日、2024年9月期第1四半期(23年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%増の37.94億円、営業利益が同32.9%減の2.60億円、経常利益が同35.2%減の2.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.5%減の1.47億円となった。
葬祭事業の売上高は前年同期比4.2%増の36.44億円、営業利益は同8.2%増の6.95億円となった。当第1四半期においては、直営会館では「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取り組んできた。葬儀件数においては、既存店は概ね前年同期並みとなったものの、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比2.8%増の3,899件となった。葬儀単価においては、葬儀付帯品の単価は増加したものの、祭壇売上、供花売上の単価がそれぞれ低下し、前年同期と同水準となった。
フランチャイズ事業の売上高は同16.8%増の1.49億円、営業利益は同31.9%増の0.23億円となった。当第1四半期においては、FC会館が前年同期と比べ8店舗増加したことによりロイヤリティ売上が増加し、またFC会館への物品販売も増加した。
2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の152.20億円、営業利益が同5.7%増の12.00億円、経常利益が同4.2%増の11.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の7.90億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ