シンシア---23年12月期は増収・大幅増益、コンタクトレンズ事業が2ケタ増益
シンシア<7782>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.7%増の59.61億円、営業利益が同150.5%増の3.77億円、経常利益が同295.9%増の4.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同347.2%増の2.95億円となった。
コンタクトレンズ事業の売上高は前期比5.7%増の59.01億円、セグメント利益は同59.4%増の5.76億円となった。クリアレンズの売上高は31.07億円(前期比14.1%増)となった。カラーレンズの売上高は6.70億円(同15.6%増)となった。プライベートブランド商品の売上高は、クリアレンズは、14.57億円(同11.4%減)と減少したが、カラーレンズは6.55億円(同3.6%増)となった。
コンサルティング事業の売上高は0.60億円(前年同期は0.05億円)、セグメント利益は0.15億円(同0.14億円の損失)となった。自由診療クリニックのコンサルティング事業に進出することを目的に、フォー・アイズ社よりクリニック運営に関するコンサルティング事業を譲り受け2022年12月より事業を開始した。
2024年12月期通期については、昨年、新たに取得したリユースPOSシステム事業のタロスシステムズも連結業績に加わり、売上高が前期比6.6%増の63.53億円、営業利益が同2.5%増の3.86億円、経常利益については前年にデリバティブ評価益が計上されていたことから、同16.1%減の3.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の2.46億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ