日本リビング保証---2Qは2ケタ増収増益、HomeworthTech事業とExtendTech事業がいずれも2ケタ増収
日本リビング保証<7320>は9日、2024年6月期第2四半期(23年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比31.6%増の22.95億円、営業利益が同62.8%増の5.37億円、経常利益が同61.8%増の6.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.7%増の4.44億円となった。
HomeworthTech事業の売上高は前年同期比23.8%増の13.00億円、セグメント利益は同48.0%減の0.39億円となった。建物保証・設備保証といった長期保証契約の獲得に引き続き注力するとともに、地震保証や資産価値保証といった新たな保証サービスの開発及びマーケティングを推進した。また、業務効率化・ストック型ビジネス転換といった住宅事業者の経営課題に対応する各種ソリューションの導入を組織的に推進することで、各クライアントとの関係深化にも引続き注力した。主要なKPIである新規契約獲得金額9.97億円(前年同期比33.2%増)、前受収益・長期前受収益残高103.39億円(同21.8%増)、電子マネー発行サービスの導入社数114社(同40.7%増)・未使用残高22.29億円(同11.2%増)といずれも前期同期比で成長した。
ExtendTech事業の売上高は前年同期比41.7%増の9.52億円、セグメント利益は同89.0%増の5.03億円となった。蓄電システムをはじめとした住宅用再生可能エネルギー設備に対する社会的ニーズに応える形で再生可能エネルギー領域が進展したほか、オペレーション業務の受託が拡大して教育ICT領域も堅調に推移した。
「その他」の事業の売上高は前年同期比99.3%増の0.41億円、セグメント損失は0.06億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。
2024年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比25.8%増(前回予想比2.3%増)の49.30億円、営業利益が同34.8%増(同19.0%増)の10.00億円、経常利益が同19.5%増(同同15.1%増)の12.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.3%増(同15.0%増)の8.96億円としている。
《SI》
提供:フィスコ