ブランジスタ---1Qは営業利益2.4倍、3セグメントいずれも2ケタ以上の大幅増益達成
ブランジスタ <6176>は14日、2024年9月期第1四半期(23年10月-12月)連結決算および自己株式の取得について発表した。売上高が前年同期比4.1%増の11億5,800万円、営業利益が同141.7%増の2億円、経常利益が同140.8%増の2億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同128.4%増の1億3,200万円となった。
プロモーション支援事業の売上高は前年同期比75.5%増の3億3,200万円、セグメント利益は同183.6%増の8,900万円となった。「アクセルジャパン」が事業開始2年目となり、新規顧客だけでなく契約更新企業が加わったことから売上高、セグメント利益共に好調に推移した。事業開始以降、毎四半期増収を続けており、今後も拡大を図っていく見通しだ。
メディア事業の売上高は前年同期比10.5%減の5億6,300万円、セグメント利益は同61.2%増の9,200万円となった。電子雑誌「旅色」の宿泊施設や飲食店などの広告売上が増加している。
前年同期は地方自治体とのタイアップの公開が集中したことで広告売上に偏りがあったため、当第1四半期は前年同期と比べて売上高が減少したが、制作原価や広告宣伝費等が減少したことにより利益率が向上し、増益となった。
ソリューション事業の売上高は前年同期比2.9%減の2億4,600万円、セグメント利益は同61.0%増の5,800万円となった。「ブランジスタ物流」の売上高が減少したものの、物流原価や人件費等の販売費及び一般管理費が減少した。
2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.3%増の48億円、営業利益は同32.4%増の8億円、経常利益は同32.9%増の8億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.3%減の5億2,000万円とする期初計画を据え置いている。
さらに、近年の好調な業績から株主還元などを目的に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.74%にあたる40万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施。買い付け期間は2月15日~9月30日までとのこと。
《SO》
提供:フィスコ