貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7972 イトーキ

東証P
1,555円
前日比
-30
-1.89%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.9 1.61 3.54 4.16
時価総額 830億円
比較される銘柄
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本日の注目個別銘柄:ナブテスコ、タツモ、LINK&Mなど


<5838> 楽天銀行 2538 +228
大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計純利益は251億円で前年同期比23.0%増となり、通期予想は従来の315億円から335億円、前期比20.9%増に上方修正している。銀行セクターは好進捗でも上方修正は少ないため、上方修正発表にポジティブな反応が先行。また、1月の新NISA開始によって楽天証券経由の新規口座獲得が増加し、口座数が1500万を突破したと発表していることも買い材料につながる。

<3968> セグエ 1112 +150
ストップ高比例配分。前日に23年12月期決算を発表、営業益は10.9億円で前期比19.8%増となり、従来計画の10億円を上振れ。24年12月期は11.3億円で同4.0%増を見込み、年間配当金も前期の10円(株式分割考慮後)から11円に増配計画。また、株主優待制度を導入、1:3株式分割後の1000株以上保有の株主に、3月末と9月末に15000円分のクオカードを贈呈。高水準の優待利回りを評価。

<6268> ナブテスコ 2410 -480
急落。前日に23年12月期決算を発表、営業益は174億円で前期比4.0%減、10-12月期が前年同期比33.0%減と大幅減益になり、従来計画の190億円を下回った。ただ、のれんの減損計上が下振れの主因とみられる。一方、24年12月期は128億円で同26.3%減の見通しとし、市場コンセンサスは200億円程度であったため、ネガティブなサプライズにつながる。コンポーネントなどに厳しい見方のもよう。

<6266> タツモ 4025 +700
ストップ高。前日に23年12月期の決算を発表、営業利益は36.5億円で前期比30.2%増となり、2月6日に上方修正した水準での着地に。年間配当金は従来計画の21円から24円に引き上げ。一方、24年12月期は46億円で同25.9%増と連続2ケタ増益の見通し。年間配当金も30円への増配を計画している。プロセス機器事業の着実な拡大、表面処理用機器事業の収益改善などを見込んでいるもよう。

<2170> LINK&M 677 +100
ストップ高。前日に23年12月期決算を発表。営業利益は46.2億円で前期比27.4%増となり、2018年の最高益を大幅に更新。従来計画並み水準での着地となった。一方、24年12月期は53.3億円で同15.3%増と連続2ケタ増益の見通し、年間配当金は0.3円増配の11.6円を計画。組織開発Divisionはクラウドにおける高い成長を見込んでいるほか、人財紹介事業なども成長を見込んでいるようだ。

<7309> シマノ 20035 -1510
大幅反落。前日に23年12月期決算を発表。営業利益は837億円で前期比50.5%減となったが、従来計画の770億円は上振れた。一方、24年12月期は530億円で同36.6%減の見通し。市場予想は900億円程度と増益を見込んでいただけに、連続大幅減益ガイダンスにネガティブなインパクト。在庫調整終了による下期以降の回復を想定しているが、上半期は業績悪化継続を予想しているようだ。

<7972> イトーキ 1767 +300
ストップ高比例配分。前日に23年12月期決算を発表、営業益は85.2億円で前期比86.0%増となり、従来計画の75億円を上振れ。24年12月期も100億円で同17.3%増と2ケタ増を見込む。また、配当性向を40%に引き上げ、年間配当金は前期の37円から42円に、今期も52円に増配計画。さらに、株主優待制度の新設、大株主の売却意向に対応した立会外取引での900万株の自社株買い発表などもプラスに。

<6273> SMC 80750 -2470
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は501億円で前年同期比22.0%減となり、通期予想は従来の2330億円から2010億円に下方修正した。通期の市場コンセンサスは2200億円程度であったもよう。各地域における半導体関連需要の悪化が下振れの主因。下振れ懸念はあったものの、株価も高値圏にあっただけに、想定以上の下方修正をネガティブ視する動きが先行へ。

<4385> メルカリ 2120.5 -315
急落。昨年4月の安値も割り込んで昨年来安値を更新。前日に第2四半期決算を発表、10-12月期営業利益は33億円で7-9月期の45億円から大幅減益、50億円程度であった市場予想も大きく下振れている。マーケットプレイスの流通取引総額は想定以上に底堅かったものの、広告宣伝費が大幅に増加したことが利益を押し下げる要因となっているもよう。利益コンセンサスの切り下がりを反映する動きが先行の形に。

<2914> JT 3909 -119
大幅反落。前日に23年12月期決算を発表。調整後営業益は7280億円で前期比横ばいとなり、24年12月期は6880億円で同5.5%減を見込む。たばこ販売数量の減速、Ploom Xへの投資強化などを想定しているもよう。年間配当金は前期が194円で188円計画から増配だが、配当性向70-80%からは想定線とみられる。今期は横ばい計画。保守的とはみられるものの、減益ガイダンスがマイナス視された。

《ST》

 提供:フィスコ

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