甜菜糖は下げ幅拡大、24年3月期営業利益予想を下方修正
日本甜菜製糖<2108>が後場下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を700億円から690億円(前期比6.1%増)へ、営業利益を12億円から5億円(同66.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
昨年の北海道の記録的な猛暑などの影響により、原料であるてん菜が著しく低糖分となり、砂糖の生産量及び販売量が減少する見込みであることに加えて、燃料をはじめとする諸資材の価格が高止まりし、製造コストが増加していることが要因としている。一方、投資有価証券の売却により、最終利益は12億円から14億円(同11.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を50円から55円へ上方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高514億2300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益3億4900万円(同19.6%減)、純利益7億8500万円(同32.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
昨年の北海道の記録的な猛暑などの影響により、原料であるてん菜が著しく低糖分となり、砂糖の生産量及び販売量が減少する見込みであることに加えて、燃料をはじめとする諸資材の価格が高止まりし、製造コストが増加していることが要因としている。一方、投資有価証券の売却により、最終利益は12億円から14億円(同11.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を50円から55円へ上方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高514億2300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益3億4900万円(同19.6%減)、純利益7億8500万円(同32.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS