ピラーが続騰し上場来高値更新、今期経常は一転過去最高の見通しで配当予想も増額
日本ピラー工業<6490>が続騰し、上場来高値を更新した。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表。経常利益の見通しを125億円から142億円(前期比0.4%増)に引き上げた。減益予想から一転、前期に続き過去最高益の更新を見込む。また、これまで普通配当50円、特別配当10円の合計60円としていた期末配当予想について、普通配当を19円増額するとともに創業100周年の記念配当10円を新たに加え、合計で89円にすると公表。これらをポジティブ視した買いが集まった。
電子機器関連事業において、原材料価格の高騰に対する利益改善策が進捗し、利益を押し上げる。産業機器関連事業では社会インフラ市場向け補修事業の進捗状況が良好だとし、業績予想に反映した。今期の売上高予想は据え置いた。特別配当と記念配当を合わせた年間配当予想は149円(前期比16円増配)となる。
出所:MINKABU PRESS
電子機器関連事業において、原材料価格の高騰に対する利益改善策が進捗し、利益を押し上げる。産業機器関連事業では社会インフラ市場向け補修事業の進捗状況が良好だとし、業績予想に反映した。今期の売上高予想は据え置いた。特別配当と記念配当を合わせた年間配当予想は149円(前期比16円増配)となる。
出所:MINKABU PRESS