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4783 NCD

東証S
2,162円
前日比
-21
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PTS
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 190億円
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NCD---3Qも2ケタ増収増益、通期連結業績予想の上方修正に加えて期末配当金の増配を発表


NCD<4783>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.0%増の182.13億円、営業利益が同52.7%増の14.92億円、経常利益が同52.2%増の15.05億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同58.8%増の9.88億円となった。

システム開発事業の売上高は前年同期比12.8%増の75.40億円、セグメント利益は同48.7%増の11.00億円となった。保険会社の新商品のシステム開発案件や製造業の基幹システム刷新案件における業務領域が拡大し、堅調に推移し、前年同期比で増収となった。利益面においては、各種プロジェクト管理が順調で利益を拡大できたことや、主にアプリケーションの保守業務においてNCDサービスモデルへの移行が進み収益性が向上していることなどにより、前年同期比で大幅な増益となった。

サポート&サービス事業の売上高は同7.4%増の53.50億円、セグメント利益は同6.9%減の5.36億円となった。保険会社のクラウド関連等の業務領域が拡大し、前年同期比で増収となった。利益面においては、各種案件は概ね順調に推移したものの、前年は高収益のスポット案件があったことから、前年同期比で減益となった。

パーキングシステム事業の売上高は同8.9%増の53.03億円、セグメント利益は同56.2%増の10.04億円となった。感染症に係る各種規制の緩和に加え、天候に恵まれたことにより外出機会が増え、主に時間貸駐輪場の利用が増加した。また、自営駐輪場を中心に料金改定を推進し、駐輪場利用料収入が感染症拡大前の水準を大きく上回って推移した。その結果、前年同期比で増収となった。利益面においては、駐輪場利用料収入の大幅な増加を受け、駐輪場の採算性が大きく改善したことや、グループ子会社を活用した外部委託業務の内製化に努めたことなども寄与し、前年同期比で大幅な増益となった。

2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.4%増(前回予想比6.4%増)の250.00億円、営業利益が同75.6%増(同50.0%増の)の21.00億円、経常利益が同73.2%増(同50.0%増)の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同100.8%増(同58.8%増)の13.50億円としている。

また、当期業績予想の上方修正に伴い総合的に勘案し、2024年3月期の期末配当においては、前回予想の1株当たり16.00円から18.00円増配して34.00円にすることを発表した。これにより、1株当たり年間配当金は、実施済みの中間配当金16.00円と合わせ、1株当たり50.00円となる。

《SI》

 提供:フィスコ

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