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株価指数先物【引け後】 3万7000円を挟んだ+1σと+2σとのレンジで推移


大阪3月限
日経225先物 36890 +30 (+0.08%)
TOPIX先物 2558.0 -6.0 (-0.23%)

 日経225先物(3月限)は前日比30円高の3万6890円で取引を終了。寄り付きは3万7090円とシカゴ日経平均先物清算値(3万7095円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に3万6900円まで利食いに押されたが、その後はロングの勢いが強まり、前場中盤には3万7280円まで買われた。買い一巡後は利益確定により前場終盤にかけて3万6900円まで軟化した。ランチタイムで3万7100円まで切り返し、後場の取引開始直後に3万7130円まで戻したが、3連休を前に終盤にかけて持ち高調整の流れとなり、3万6870円まで上げ幅を縮める場面も見られた。

 日経225先物は、8日の米国市場でアーム・ホールディングス<ARM>が47%を超す上昇となるなか、昨夕決算を発表したソフトバンクグループ <9984> [東証P]の急伸が支援材料となった。ソフトバンクグループが日経平均株価を牽引したほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株の一角が指数を押し上げる格好となった。

 ただし、前場中盤に3万7280円まで買われた後は、3連休を前に利益確定も入りやすかった。また、2月限の清算指数算出(SQ)を通過したことで、ヘッジ対応のショートカバーの動きも落ち着いた格好だろう。なお、SQに絡んだ商いについては日経平均型が570億円、TOPIX型は37億円ほどの買い越しと推計されている。SQ値は概算で3万7018円07銭であり、日経平均株価は終値では同水準を下回ったものの、朝方に一気に上放れを見せたこともあり、センチメントを冷ます流れにはならないだろう。

 本日もインデックスに絡んだ商いが中心だったため、東証プライムでは値下がり数が過半数を占めていた。決算発表がピークを迎えるなか、国内の機関投資家や個人投資家は積極的には動けず、海外ファンドによる買いとみられている。来週は決算発表が一巡するため、国内勢の資金流入が意識されてくることになりそうだ。

 日経225先物は週後半の急伸の反動を想定しつつも、ボリンジャーバンドの+1σを上回ったことで、+1σと+2σのレンジ推移になりそうである。そのため、オプション権利行使価格の3万6500円から3万7500円辺りのレンジを想定し、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.42倍に上昇した。一時14.49倍まで切り上げた後は、NTロングの利益確定に伴う巻き戻しとなったようだ。ただし、1月23日の高値14.43倍を突破し、昨年7月以来の水準を回復している。トレンドとしては6月高値の14.69倍が意識されてくることから、押し目ではNTロングを組成する動きになりそうだ。

 手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万1574枚、ソシエテジェネラル証券が1万8002枚、サスケハナ・ホンコンが8006枚、JPモルガン証券が5920枚、SBI証券が2909枚、バークレイズ証券が2882枚、野村証券が2728枚、ゴールドマン証券が2639枚、日産証券が1598枚、松井証券が1571枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万1299枚、ソシエテジェネラル証券が1万9413枚、サスケハナ・ホンコンが5390枚、バークレイズ証券が5133枚、ゴールドマン証券が4395枚、モルガンMUFG証券が3957枚、野村証券が3393枚、ビーオブエー証券が2840枚、JPモルガン証券が2490枚、UBS証券が901枚だった。

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