日精線が大幅反発、3月末を基準日として1株から5株に株式分割へ
日本精線<5659>が大幅反発している。30日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表しており、好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的としている。
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、売上高331億4300万円(前年同期比10.9%減)、営業利益23億1200万円(同31.3%減)、純利益17億1200万円(同29.5%減)となった。太陽光発電パネルなどの製造プロセスで使用される極細線に対する需要の強さは継続したものの、流通在庫の調整を受けたステンレス鋼線の販売量減少による操業度損の増加や、これまで収益をけん引してきた半導体関連業界向け超精密ガスフィルターの受注が減少したことが響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高437億円(前期比10.9%減)、営業利益30億円(同28.2%減)、純利益21億7000万円(同29.7%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、売上高331億4300万円(前年同期比10.9%減)、営業利益23億1200万円(同31.3%減)、純利益17億1200万円(同29.5%減)となった。太陽光発電パネルなどの製造プロセスで使用される極細線に対する需要の強さは継続したものの、流通在庫の調整を受けたステンレス鋼線の販売量減少による操業度損の増加や、これまで収益をけん引してきた半導体関連業界向け超精密ガスフィルターの受注が減少したことが響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高437億円(前期比10.9%減)、営業利益30億円(同28.2%減)、純利益21億7000万円(同29.7%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS