信越化が続落、塩化ビニル苦戦し第3四半期営業利益31%減
信越化学工業<4063>が続落している。前週末26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高1兆8234億円(前年同期比15.7%減)、営業利益5595億2800万円(同30.8%減)、純利益4065億2900万円(同29.7%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
中国メーカーによる輸出圧力が収まらないなか、塩化ビニルが苦戦した生活環境基盤材料事業が落ち込んだ。また機能材料事業で、中国経済の不振に起因する在庫調整や市況軟化の影響が続いたことも響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2兆3000億円(前期比18.1%減)、営業利益7000億円(同29.9%減)、純利益5200億円(同26.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
中国メーカーによる輸出圧力が収まらないなか、塩化ビニルが苦戦した生活環境基盤材料事業が落ち込んだ。また機能材料事業で、中国経済の不振に起因する在庫調整や市況軟化の影響が続いたことも響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2兆3000億円(前期比18.1%減)、営業利益7000億円(同29.9%減)、純利益5200億円(同26.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS