コメリはしっかり、第3四半期2ケタ営業減益も寒波到来で大雪対策商品に期待
コメリ<8218>はしっかり。23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、営業利益が201億500万円(前年同期比17.0%減)と2ケタ減益となったものの、足もとの苦戦は月次動向などで織り込み済みとの見方が強い。また23日からの今季最強寒波の襲来で東日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込みであり、大雪対策商品の販売増への期待もあるようだ。
売上高は2900億6400万円(同2.3%減)となった。建設事業者などの需要が継続しPRO業態は好調に推移したものの、上期の天候不順や暖冬の影響を受けて、園芸・農業、建築資材、暖房・防寒・除雪用品が苦戦した。また、円安や原材料価格の高止まりの影響から粗利益率が悪化したことも響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3795億円(前期比横ばい)、営業利益218億円(同16.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は2900億6400万円(同2.3%減)となった。建設事業者などの需要が継続しPRO業態は好調に推移したものの、上期の天候不順や暖冬の影響を受けて、園芸・農業、建築資材、暖房・防寒・除雪用品が苦戦した。また、円安や原材料価格の高止まりの影響から粗利益率が悪化したことも響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3795億円(前期比横ばい)、営業利益218億円(同16.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS