トヨタが3000円の大台乗せ、日銀会合結果発表後は円安一巡で下げに転じる
トヨタ自動車<7203>が連日で上場来高値を更新し、3000円の大台に乗せた。後場に入りこの日の高値をつけたものの、その後は下げに転じる場面があった。日銀は23日まで開いた金融政策決定会合で、市場のコンセンサス通り金融政策の現状維持を決定した。ドル円相場は一時的に1ドル=148円台半ばへと、ややドル高・円安方向に振れたが、円売り圧力は限られた。再び147円台に突入した為替がトヨタ株への売りを促したようだ。同社を巡っては、東北の車両組立2工場が生産工程の確認作業のため、24日まで生産を停止すると伝わっている。前場の同社株は堅調に推移しており、特段材料視されなかった。
出所:MINKABU PRESS
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