ベルシステム24ホールディングス---奈良県の「県内中小企業等の賃上げ促進事業」の運営業務を一部担当
ベルシステム24ホールディングス<6183>は19日、子会社のベルシステム24が、Blueshipと、奈良県の「県内中小企業等の賃上げ促進事業」にて、申請受付から振込データ作成までオンラインで完結するためのシステム構築および同事務手続き業務を運営することを発表。同事業はBlueshipが受託したもので、ベルシステム24は申請受付から審査、問い合わせ対応等の申請者との接点に関わる業務を一貫して実施する。
同事業は、中小企業等の賃上げ促進を目的に、正規・非正規雇用労働者の賃金を1.7%以上引き上げた中小企業・一般社団法人等に対し、賃上げを行った従業員一人当たり5万円を給付するものである。
Blueshipは、自治体の課題に沿ったDXサービスの提供を推進し、住民サービスの向上および自治体職員の負担軽減を支援している。ベルシステム24は、最新ソリューションの導入、DX人材育成サポートなどを提供し、自治体DXの取り組みを支援している。
同事業で、ベルシステム24は、申請受付から審査、問い合わせ対応等の申請者との接点に関わる業務を一貫して実施する。Blueshipは、オンライン申請受付窓口の設置、事業者の登録から給付金の振込データ作成までのワークフローに一気通貫で対応する。クラウド型プラットフォームで、ローコード・ノーコードソリューションのServiceNow(R)を基盤に、「給付金システム」を構築する。一連のワークフロー内の振込業務、申請・審査の応対履歴管理、同システムの運用・保守を担当する。
両社の自治体DXの知見を掛け合わせることで、事業者の利便性向上や県職員の工数削減を目指し、同事業の構築・運用を推進していく。
《HH》
提供:フィスコ