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日経平均は3日続落、トヨタ上昇も中国株安を嫌気した展開に/相場概況


17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は94.45ドル安(-0.25%)の37,266.67ドル、ナスダックは88.73ポイント安(-0.59%)の14,855.62、S&P500は26.77ポイント安(-0.56%)の4739.21で取引を終了した。 小売売上高や住宅関連指標が予想を上回ったため、早期利下げ観測が大きく後退し寄り付き後、下落。その後も長期金利の上昇に連れ、下げ幅を拡大し、終日相場は軟調に推移した。終盤にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果がタカ派的な内容とならず金利も下げ止まると、下げ幅を縮小し終了。

 米国株は続落となったものの、為替市場では1ドル148円台と円安ドル高が進行。円安を材料にトヨタ自<7203>が上場来高値を更新するなど輸出関連銘柄を中心に買われ、日経平均は35700円台まで上昇する場面もみられた。ただ、上海総合指数がじりじりと下げ幅を広げるなど軟調な中国株が東京市場の重しに。日経平均は再び前日比マイナス圏で推移し、前日比小幅安で取引を終えた。

 大引けの日経平均は前日比11.58円安(-0.03%)の35466.17円となった。東証プライム市場の売買高は14億6267万株、売買代金は3兆9982億円だった。セクターでは、陸運業、保険業、電気・ガス業、化学、医薬品などが下落した一方、輸送用機器、ゴム製品、その他製品、ガラス・土石製品、倉庫・運輸関連業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52%、対して値下がり銘柄は43%となっている。

 日経平均採用銘柄では、11月機械受注が2年7カ月ぶりの低水準となったことでファナック<6954>が弱かったほか、円安ドル高がネガティブ視されてニトリHD<9843>も売られた。このほか、レゾナックHD<4004>、資生堂<4911>、花王<4452>も売り優勢となった。日経平均以外の銘柄では、足元急騰していたさくらインター<3778>が、買い一巡後はストップ安となるなど乱高下となった。

 一方、トヨタ自、マツダ<7261>、ホンダ<7267>など自動車株が総じて強かったほか、一部証券会社のアナリストレポートを受けてアドバンテスト<6857>も買われた。このほか、任天堂<7974>、デンソー<6902>が上昇。日経平均以外の銘柄では、上半期の好決算を材料に日本コンクリート<5269>が急騰した。
《FA》

 提供:フィスコ

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