<注目銘柄>=マクビープラ、金融向けが予想以上に拡大
Macbee Planet<7095>は、昨年12月20日に直近高値1万9890円をつけたのち調整しているが、業績拡大期待を背景に再度上値を目指す展開が期待できる。
12月14日に上期(23年5~10月)連結決算を発表しており、営業利益は20億1000万円(前年同期比2.2倍)と大幅増益となった。会社側では第1四半期(5~7月)にはウエルネス・来店型向け(エステサロン、パーソナルジム)の季節性需要が取り込まれていたため、第2四半期(8~10月)はその効果の剥落により落ち込むとみていたが、ウエルネス向けが堅調に推移したことに加えてコンシューマーファイナンス(銀行)向けの予想以上の拡大により、前四半期比、前年同期比ともに増収増益で着地。子会社All Ads(旧ネットマーケティング)のシナジーが表れていることも考慮し、24年4月期業績予想を営業利益で28億5000万円から37億円(前期比71.1%増)へ上方修正した。
また、上期には金融分野で複数顧客における予算シェアの獲得に成功しており、今後も安定成長が期待できる。更に来期業績への貢献が期待できる大型案件を受注できたとしていることから、増益基調の継続が見込まれている。調査機関によっては、25年4月期営業利益50億円強を見込むところもあり、業績拡大期待を株価に織り込む展開へと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
12月14日に上期(23年5~10月)連結決算を発表しており、営業利益は20億1000万円(前年同期比2.2倍)と大幅増益となった。会社側では第1四半期(5~7月)にはウエルネス・来店型向け(エステサロン、パーソナルジム)の季節性需要が取り込まれていたため、第2四半期(8~10月)はその効果の剥落により落ち込むとみていたが、ウエルネス向けが堅調に推移したことに加えてコンシューマーファイナンス(銀行)向けの予想以上の拡大により、前四半期比、前年同期比ともに増収増益で着地。子会社All Ads(旧ネットマーケティング)のシナジーが表れていることも考慮し、24年4月期業績予想を営業利益で28億5000万円から37億円(前期比71.1%増)へ上方修正した。
また、上期には金融分野で複数顧客における予算シェアの獲得に成功しており、今後も安定成長が期待できる。更に来期業績への貢献が期待できる大型案件を受注できたとしていることから、増益基調の継続が見込まれている。調査機関によっては、25年4月期営業利益50億円強を見込むところもあり、業績拡大期待を株価に織り込む展開へと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS