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0019 東証 中型株

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株価指数先物【引け後】 朝方の急伸後は膠着も、日経平均型優位の展開に


大阪3月限
日経225先物 35610 +360 (+1.02%)
TOPIX先物 2496.5 +3.0 (+0.12%)

 日経225先物(3月限)は前日比360円高の3万5610円で取引を終了。寄り付きは3万5200円とシカゴ日経平均先物清算値(3万5205円)にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まった。しかし、ファーストリテイリング <9983> [東証P]が6%を超す上昇となり日経平均型を牽引するなか、寄り付き直後に付けた3万5170円を安値に、リバウンド基調が強まった。現物の寄り付き後ほどなくして3万5710円まで急伸した。買い一巡後は前場中盤にかけて上げ幅を縮めており、その後は3万5350円~3万5500円処で保ち合いが続いた。後場に入っても同レンジでの推移となったが、終盤にかけてロングが優勢となり、3万5550円から3万5600円処に切り上がった。

 SQに絡んだ商いでは、日経平均型で17万5000株の買い越し、TOPIX型は若干の売り越しだったもよう。SQ値は3万6025円97銭だった。SQに絡んだ買いのほか、1社で日経平均株価を230円ほど押し上げたファーストリテイリングが窓を大きく空けて急伸しており、朝方のオーバーシュート気味の上昇につながったようだ。SQ通過後は膠着感の強い展開となったが、3万5500円を挟んだ値動きが続き、ボリンジャーバンドの+2σと+3σによるレンジでの推移となった。

 +2σは3万5170円、+3σは3万6040円辺りまで上昇してきた。過熱感が警戒されるものの、バンドの拡大に沿ったトレンドを形成しており、ピーク感にはつながらない状況である。今後は決算発表が本格化してくるなか、業績にらみの展開から慎重姿勢が強まる可能性はあるが、+2σに接近する局面では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。ファーストリテイリングなど指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きかった一方で、東証プライムの値下がり数が全体の6割を超えており、日経平均型優位の展開となった。断続的な日経平均型のインデックス買いが観測されるなか、昨年12月半ばに付けた14.34倍や6月高値の14.69倍に向けたNTロングが引き続き入りやすいだろう。

 手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が4万4316枚、ソシエテジェネラル証券が2万4542枚、サスケハナ・ホンコンが8124枚、バークレイズ証券が3794枚、SBI証券が3418枚、JPモルガン証券が3359枚、野村証券が2847枚、みずほ証券が2400枚、ゴールドマン証券が2365枚、モルガンMUFG証券が2038枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が5万1040枚、ソシエテジェネラル証券が2万2857枚、JPモルガン証券が5906枚、バークレイズ証券が5814枚、サスケハナ・ホンコンが5356枚、ゴールドマン証券が4096枚、モルガンMUFG証券が4066枚、ビーオブエー証券が3909枚、野村証券が2468枚、BNPパリバ証券が2081枚だった。

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