貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5802 住友電気工業

東証P
2,858.5円
前日比
-106.5
-3.59%
PTS
2,860.7円
12:53 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.9 0.97 2.69 7.51
時価総額 22,695億円
比較される銘柄
古河電, 
フジクラ, 
三菱マ

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個人投資家hina:災害・事故で動いた株と新NISAに組み入れられそうな銘柄【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年1月4日15時に執筆

『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】にレギュラー出演中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。増刷中です。

新年あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年になった途端に、1月1日から石川県で震度7の地震、翌日1月2日は羽田空港で航空機の接触による大事故が起きました。被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げますと共に、皆さまの安全と、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。あまりに大きな出来事が立て続けに起きていますが、2024年が心穏やかに過ごせますように祈念しております。

さて、相場ですが、まずは、1月2日に大事故がありました日本航空<9201>についてです。
JAL機は海保の航空機と接触事故を起こし、滑走路上で炎上、機体が全焼する大事故になりました。この事故によって、150億円の特別損失を計上などあり、寄り付きの日本航空<9201>は売られて始まりました。安寄りした後は徐々に切り返しとなり、プラス圏に戻しています。今回、あれだけの大事故でありながら、乗客には一人の犠牲者も出ることがなかった迅速な対応などについてJALへの評価は海外などでも高まっているようです。

次に震災関連についてです。1月1日に大きな地震が能登地方で起きました。復興関連として、地盤調査関連や、建機レンタル、建設などの銘柄群が高く始まりました。地盤ネットHD<6072>、土木管理<6171>、日本基礎技術<1914>、北陸電工<1930>、日本コンクリート<5269>、福田組<1899>、植木組<1867>などの銘柄群が大きく上昇していました。復興需要としては今回の震災で電線など切れたものが多かったと思いますので、一段とニーズが上がりそうです。大阪万博の工事やTSMCの新工場建設などで、ケーブル類が不足している中、更に復興需要で電線が必要になりそうなところで、電線関連の5800番台の銘柄群は値を上げています。古河電工<5801>、住友電工<5802>、フジクラ<5803>、SWCC<5805>などこのあたりの銘柄は+1%から+4%程度の伸びとなっています。フジクラ<5803>は私のメルマガで12月21日に取り上げていました。電線株は引き続き見ていきたいと思っています。そして注目度の高い新NISAが本格的に始動しています。本当のところは、12月28日売買分から新NISA枠での買い入れは可能でしたが、今日から組み入れに動いたという人たちは多かったのではないでしょうか。

新NISAに組み入れられそうな銘柄としては、高配当の銘柄が挙げられます。日本たばこ産業<2914>は配当利回り5%ほどです。寄り付きは安かったものの切り返していき+2%ほどの上昇となってきています。ソフトバンク<9434>は配当利回り4.8%ほどの銘柄ですが、寄り後ぐんぐんと買われていき、一時+2%ほどの上昇までありました。神戸鋼<5406>は4.8%の配当利回りです。本日徐々に買われていき、+3%ほどの上昇になってきています。日本郵政<6178>は配当利回り3.9%ほどです。これも寄りから買われていき、+3%ほどの上昇になっています。

新NISAで買われそうな銘柄としては『高配当&低PBRの銘柄』などが考えられるところですが、本日は新NISAの本格始動に当たって、素直にそのあたりの銘柄群に資金が流入してきている感がありました。日本郵政<6178>は新NISAで物色されそう銘柄として私のメルマガでも取り上げています。他にはPBR1倍割れ解消ETF<2080>も去年の秋に上場して以降、監視しています。PBR1倍割れ解消ということで、東証の打ち出した施策に沿った内容のETFとして注目しています。年末まではさえない動きが続きましたが、本日、低PBR銘柄の切り返しが起きており、2080は+1.7%ほどの上昇となっています。低PBR解消の動きは今年も続いていきそうですので、引き続き見ていきたいと思います。

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執筆者名:hina
ブログ名:hinaの株ブログ

《TY》

 提供:フィスコ

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