ＦフォースＧが急落、のれんの減損損失計上で１１月中間期最終益は計画下振れで着地

　フィードフォースグループ<7068>が急落した。２７日の取引終了後、２４年５月期第２四半期累計（６～１１月）の連結決算を発表。最終損益の黒字額が計画の３億５４００万円から１億７５００万円（前年同期は１億１６００万円の赤字）に下振れして着地した。これをネガティブ視した売りが優勢となった。

　プロフェッショナルサービス事業における新規顧客からのインターネット広告収益が想定以上に増加し、売上高や営業利益、経常利益は計画を上回った。一方、連結子会社のフラクタに関連するのれんの減損損失２億９０００万円を計上し、最終利益を押し下げた。あわせて同社は取得総数３９万株（自己株式を除く発行済み株式総数の１．５％）、取得総額３億円を上限に、２４年１月４日から１０日までの予定で、東京証券取引所の自己株式立会外取引（ＴｏＳＴＮｅＴ―３）を通じた自社株買いの実施を発表。取得した全株式数を同年１月３１日に消却する。

出所：MINKABU PRESS