三陽商は軟調、9~11月期経常24%減益・低進捗率を嫌気
三陽商会<8011>は軟調。27日、24年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.4%増の446億300万円、経常利益は同52.4%増の17億7300万円だった。増収増益となったものの、経常利益の通期計画に対する進捗率は55%にとどまった。9~11月期の経常利益は24%減となっており、業績の下振れを懸念した売りが膨らんだようだ。3~11月期は、百貨店をはじめ実店舗への集客が回復。10月下旬以降の気温低下を背景に、初動が遅れていたコートやアウター類の動きが始まった。9カ月間の売上高についてはほぼ想定通りの水準を確保したとしている。
出所:MINKABU PRESS
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