CaSy---家事代行サービスで福井県へ参入、問題解決に向け大型実証実験にも採択
CaSy<9215>は20日、2024年より、福井県にて家事代行サービスの提供を開始することを発表した。また、同県が地域課題の解決に取り組む施策である「CO-FUKUI未来技術活用プロジェクト」の採択企業として選出されたことを併せて発表した。
福井県の産業労働部サイトによれば、同県は女性の労働力人口比が全国トップであり、育児をしている25~44歳女性における有業率は80.6%と全都道府県で2位となっているが、女性の活躍が進む一方、家庭内における時間不足が発生しやすい課題先進地域でもある。同社では、この地域課題を解決すべく参入を行い、「労働機会の提供」や「家事代行利用の促進によるウェルビーイング向上」の実現に寄与してゆく。
「CO-FUKUI未来技術活用プロジェクト」は、福井県内の事業者・自治体等にデジタル技術を実装し、地域課題の解決に取り組むデジタル実装推進プロジェクトとして2021年度にスタートしたDX推進事業。2023年で3年目となり、地域に存在する社会課題解決に向け、国内外の企業・地域の事業者・福井県の三者が密に連携した実証実験を通じ、社会実装していくことを目指している。
《SI》
提供:フィスコ