<動意株・30日>(大引け)=ARM、いい生活など
アドバンテッジリスクマネジメント<8769>=後場一段高。同社はきょう午後1時ごろ、クラウド型復職/両立支援システムのオンラインリワークプログラム「eRework(イーリワーク)」をファミリーマート(東京都港区)に提供したと発表。これが株価を刺激しているようだ。イーリワークは、オンラインで受けられる3週間のリワークプログラムに加え、復職後のフォローアップ、復職者を受け入れる職場の体制整備支援を含めた総合パッケージサービス。「認知行動療法」をベースとしたeラーニングをはじめとし、再発防止のためのワークやGPSを活用した移動訓練、カウンセラーによる面談などで多角的に現在の状態をスコア化するという。
いい生活<3796>=急反発。30日、不動産の賃貸業者間流通サイト「いい生活 Square」の新機能として、初期費用自動計算機能をリリースしたと発表。賃貸仲介業者の業務効率化につながると期待され、利用拡大による収益貢献を期待した買いを誘ったようだ。サイト上で広告物件を表示した際に、見積もり概算ボタンを押すことで、初期費用項目の金額が自動で計算される。入居希望者の問い合わせに迅速に対応できるといった効果が見込めるという。
大真空<6962>=急伸し年初来高値更新。29日に24年3月期第2四半期(7~9月)の決算説明会を開き、資料をホームページ上で公開した。台湾セグメントの7~9月期売上高と営業利益が、四半期ベースで回復基調が鮮明となったこと、フォトリソ製品の売上高が順調に拡大していることなどが示された。更に、来期は車載向けが堅調に推移し、通信向けは回復基調が継続するとの見通しも明らかにしており、今後の業績回復を期待した買いを集めたようだ。水晶振動子で同業の日本電波工業<6779>、リバーエレテック<6666>にも買いの流れが広がっている。
野村マイクロ・サイエンス<6254>=上値指向継続で上場来高値を更新。半導体関連は主力銘柄の上値がやや重くなっているものの、時価総額が比較的小さい中小型株で成長期待の強い銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、21年3月期を境に売上高・利益ともに急成長局面に突入している同社株にマーケットの視線が集まっている。同社は最高純度の水を提供する超純水装置の大手であり、半導体業界向けで高水準の受注を積み上げている。売上高全体の7割を海外で占めるが、特に東アジア地域に重点を置き、半導体王国である韓国・台湾向けで実績が高い。同社の主要顧客は韓国サムスン電子で、半導体市況の底入れ観測も追い風に旺盛な設備投資需要を取り込んでいる。24年3月期は営業利益が前期比47%増の96億5000万円を予想するが、上期実績を考慮すると上振れして100億円台に乗せる可能性もある。
ショーケース<3909>=ストップ高、一気に大底離脱へ。さくらインターネット<3778>が政府クラウドの提供事業者に初の国内勢として選出されたことで、前日まで2日連続のストップ高に買われる人気となったが、その流れを受けて、クラウド関連株に動意づく銘柄が増えている。そのなかショーケースは大底圏にあり、売り物が枯れていたこともあって物色人気に火がついた。ウェブサイト最適化技術をクラウドサービスで展開して、業績面では23年12月期は前期に続く赤字見通しながら、買収効果などを背景にトップラインの拡大が続いていることはポイントとなる。また、グループウェアのクラウドサービスなどで国内屈指のサイボウズ<4776>と連携していることは、今後の業務展開でも大きくプラスに働く。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
いい生活<3796>=急反発。30日、不動産の賃貸業者間流通サイト「いい生活 Square」の新機能として、初期費用自動計算機能をリリースしたと発表。賃貸仲介業者の業務効率化につながると期待され、利用拡大による収益貢献を期待した買いを誘ったようだ。サイト上で広告物件を表示した際に、見積もり概算ボタンを押すことで、初期費用項目の金額が自動で計算される。入居希望者の問い合わせに迅速に対応できるといった効果が見込めるという。
大真空<6962>=急伸し年初来高値更新。29日に24年3月期第2四半期(7~9月)の決算説明会を開き、資料をホームページ上で公開した。台湾セグメントの7~9月期売上高と営業利益が、四半期ベースで回復基調が鮮明となったこと、フォトリソ製品の売上高が順調に拡大していることなどが示された。更に、来期は車載向けが堅調に推移し、通信向けは回復基調が継続するとの見通しも明らかにしており、今後の業績回復を期待した買いを集めたようだ。水晶振動子で同業の日本電波工業<6779>、リバーエレテック<6666>にも買いの流れが広がっている。
野村マイクロ・サイエンス<6254>=上値指向継続で上場来高値を更新。半導体関連は主力銘柄の上値がやや重くなっているものの、時価総額が比較的小さい中小型株で成長期待の強い銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、21年3月期を境に売上高・利益ともに急成長局面に突入している同社株にマーケットの視線が集まっている。同社は最高純度の水を提供する超純水装置の大手であり、半導体業界向けで高水準の受注を積み上げている。売上高全体の7割を海外で占めるが、特に東アジア地域に重点を置き、半導体王国である韓国・台湾向けで実績が高い。同社の主要顧客は韓国サムスン電子で、半導体市況の底入れ観測も追い風に旺盛な設備投資需要を取り込んでいる。24年3月期は営業利益が前期比47%増の96億5000万円を予想するが、上期実績を考慮すると上振れして100億円台に乗せる可能性もある。
ショーケース<3909>=ストップ高、一気に大底離脱へ。さくらインターネット<3778>が政府クラウドの提供事業者に初の国内勢として選出されたことで、前日まで2日連続のストップ高に買われる人気となったが、その流れを受けて、クラウド関連株に動意づく銘柄が増えている。そのなかショーケースは大底圏にあり、売り物が枯れていたこともあって物色人気に火がついた。ウェブサイト最適化技術をクラウドサービスで展開して、業績面では23年12月期は前期に続く赤字見通しながら、買収効果などを背景にトップラインの拡大が続いていることはポイントとなる。また、グループウェアのクラウドサービスなどで国内屈指のサイボウズ<4776>と連携していることは、今後の業務展開でも大きくプラスに働く。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS