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外為サマリー:一時146円80銭台に軟化、米長期金利低下でドル売り優勢

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円98銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル安・円高となっている。

 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円24銭前後と前日に比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。7~9月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正されたことを手掛かりに一時147円91銭まで上伸したが、一方で米連邦準備理事会(FRB)が注目するインフレ指標であるコア個人消費支出(PCE)価格指数が下方修正されたことからドル買いは続かなかった。

 前日に米長期金利が4.25%と9月中旬以来の水準に低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。FRBが29日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で「米経済活動はここ数週間に減速した」と指摘されたことや、クリーブランド連銀のメスター総裁が追加利上げは不要との考えを示唆したこともあり、FRBによる利上げ終了や来年の利下げ観測が一段と強まっているようだ。午前8時10分ごろに146円84銭をつけたあとは下げ渋っているものの、ドル買い材料に乏しいとあって戻りは鈍い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0982ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円42銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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