レーザーテクは売り買い交錯、海外マネーの流入などで目先筋の利食いこなせるか
レーザーテック<6920>は朝方高く始まったものの、その後は小幅マイナス圏に沈んでいる。前日は5000億円近い売買代金をこなす大商いで5%を超える上昇をみせ、年初来高値を更新したが、きょうもその余勢を駆って寄り付きは上値を指向した。ここ米国株市場ではインテル<INTC>が小幅ながら上値指向を続けるなど半導体関連の主力株の一角が買い直されており、前日に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反発に転じた。米長期金利が低下傾向を強めていることが追い風となっており、東京市場でもレーザーテクなどに海外投資家の買いが観測される。また、レーザーテクは直近データで信用倍率が0.8倍台と売り長であることも買い戻しを誘発している。きょうは目先筋の利食いをこなし、プラス圏で着地できるかに注目が集まる。
出所:MINKABU PRESS
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