ポート---エネルギー領域の成約単価状況、成約単価が改善ポジティブな影響見通し
ポート<7047>は27日、エネルギー領域の成約単価状況について発表した。
6月1日からの大手電力7社の一般家庭向け電気料金の値上げにあわせ、各電力事業者も料金値上げをしていることから、2024年3月期第2四半期以降同社の販促支援サービスエネルギー領域において電力事業者からの成約単価が改善傾向となっており、2024年3月期第2四半期決算においても、エネルギー領域前年同期比98%売上増収、2.98倍の事業利益増益と同社業績を牽引している。またそれに加えて、夏季の電力需要の強い時期を含め卸電力市場価格が落ち着いて推移していることもあり、電力事業者の獲得姿勢はさらに積極化し、第3四半期以降更に成約単価が改善し、同社業績にポジティブな影響見通しになっている。
同社での成約件数が最も多い大手新電力事業者の成約単価については、2023年7月から前年同期比で約 20%改善した単価から、更に約20%の改善が2023年12月から予定されている。成約単価改善については、電力事業者側の新規顧客獲得意欲が強いことに加えて、同社がエネルギー領域の国内最大規模の電力成約支援事業者として電力事業者に対するプレゼンスが高まっていることも成約単価の改善に寄与している。
《SI》
提供:フィスコ