エルミック急騰で一時値上がり率トップに、自動運転分野でのミドルウェア展望に期待感
図研エルミック<4770>が急騰、一時25%高の364円まで値を飛ばし東証スタンダード市場で値上がり率トップに買われる場面があった。映像系の通信ミドルウェアを開発するが、音声や映像などのデータを受信しながら再生するストリーミング技術に定評がある。車載カメラ向けで同社の映像ミドルウェア技術への引き合いは各方面で旺盛であり、会社側では「自動運転分野に特化した技術開発を行っているわけではないが、当然無関係ということはなく、(自動車メーカーなどの)取引先が同分野で当社の技術を自動運転分野で活用する要素は十分にある」としている。車載マイコン世界トップクラスのルネサスエレクトロニクス<6723>とも取引関係にあり、今後の展開が注目される状況となっている。
出所:MINKABU PRESS
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