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株価指数先物【引け後】 後場は膠着感が強まるも、底堅い値動きに


日経225先物 33600 +160 (+0.47%)
TOPIX先物 2388.5 +12.5 (+0.52%)

 日経225先物(12月限)は前日比160円高の3万3600円で取引を終了。寄り付きは3万3720円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3770円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後、前場中盤にかけてショートカバーを交えたリバウンド基調が強まり、一時3万3820円まで上げ幅を広げた。ただし、20日に付けた3万3870円を捉えることはできず、前場終盤にはロングの利益確定により、3万3660円まで上げ幅を縮めた。ランチタイムで3万3770円まで買われたものの、後場は持ち高調整により終盤にかけて軟化し、現物の大引け直後には3万3590円まで上げ幅を縮めた。

 日経225先物は、前場中盤にかけて3万3820円まで買われた後は、膠着感の強い展開となった。週末要因や24日の米国市場が短縮取引で海外勢のフローが限られるなか、後場は持ち高調整の流れとなり、オプション権利行使価格の3万3500円から3万3750円処での推移となった。ただし、想定されていた値動きであり、上値の重さを嫌気したポジション圧縮の動きはみられず、反対に底堅さが意識されていた。

 日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジ内での推移を継続しており、+1σは3万3000円、+2σが3万4340円辺りに上昇している。引き続きバンドが上向きで推移することにより、過熱感は強まらずにターゲットが拡大する格好となる。権利行使価格の3万3500円処で底堅さがみられているが、同水準を下回って+1σに接近する局面では押し目狙いのロングでの対応となろう。

 一方で上値については、まずは20日の高値3万3870円を目先のターゲットとしつつ、これを明確に上放れてくるようだと、ショートカバーによって節目の3万4000円が通過点となる可能性が高まりそうだ。そのため、高値更新からはややロングを強める戦略になりそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.06倍に低下した。朝方には一時14.11倍を付ける場面も見られたが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がまちまちの動きだった一方で、1ドル=149円台半ばまで円安に振れたことからトヨタ自動車 <7203> [東証P]など輸出関連が買われており、ややTOPIX型優位となった。ただし、支持線として意識される200日移動平均線水準での底堅さもみられており、スタンスとしては押し目狙いながら、NTロングでのスプレッド狙いを想定しておきたい。

 手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万7110枚、ソシエテジェネラル証券が1万2613枚、サスケハナ・ホンコンが3884枚、SBI証券が1572枚、バークレイズ証券が1280枚、日産証券が1214枚、ゴールドマン証券が1178枚、野村証券が1129枚、JPモルガン証券が1128枚、モルガンMUFG証券が827枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万5045枚、ソシエテジェネラル証券が1万3681枚、ビーオブエー証券が4319枚、JPモルガン証券が4053枚、ゴールドマン証券が3458枚、バークレイズ証券が3174枚、サスケハナ・ホンコンが3136枚、モルガンMUFG証券が1965枚、日産証券が1481枚、野村証券が963枚だった。

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