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外為サマリー:148円00銭台に軟化、日経平均の失速が影響

 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円07銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭強のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円39銭前後と前週末に比べて1円25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米追加利上げ観測が後退していることで日米金利差の縮小が意識されやすく、一時148円10銭と約1カ月半ぶりのドル安・円高水準をつけた。

 前日に米長期金利が低下したことがドルの重荷となっており、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。朝方には148円40銭台に下げ渋る場面もあったが、反発して始まった日経平均株価が下げに転じるとリスクオフのドル売り・円買いが流入し、午前9時50分ごろには前日の安値を割り込んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0945ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円07銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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