２０日の米株式市場の概況、米長期金利の低下を支えにＮＹダウは２０３ドル高

　２０日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比２０３．７６セント高の３万５１５１．０４ドルと続伸した。米長期金利の低下を好感した買いが優勢となった。オープンＡＩの最高経営責任者（ＣＥＯ）を解任されたサム・アルトマン氏がマイクロソフト<MSFT>に入社することが明らかとなり、同社株が上場来高値を更新した。

　この日実施された米２０年物国債入札が好調な結果となり、米長期金利に低下圧力が掛かった。これを受けて買い安心感が広がり、ＩＴ・ハイテク関連などを選好する姿勢が強まった。アップル<AAPL>やインテル<INTC>が堅調でボーイング<BA>が大幅高となった。半面、キャタピラー<CAT>が売られた。

　ナスダック総合株価指数は、前日比１５９．０５３ポイント高の１万４２８４．５３４と５日続伸した。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>が上昇。スターバックス<SBUX>が軟調だった。

出所：MINKABU PRESS