甜菜糖が3日続伸、水産と畜産の連携で温室効果ガス削減を目指すプロジェクトを開始
日本甜菜製糖<2108>が3日続伸している。午後2時ごろ、大成ロテック(東京都新宿区)及び黒潮生物研究所(高知県大月町)と共同で、水産と畜産の連携によるGHG(温室効果ガス)削減を目指すプロジェクトを開始すると発表しており、好材料視されている。
これまで未利用資源であった海藻の一種である紅藻「カギケノリ」は、牛や羊などの反芻動物の飼料に0.2%配合することで、消化管内で生成されるメタンガスを最大98%抑制する効果があると報告されているという。同プロジェクトでは、紅藻カギケノリをはじめとした藻類を陸上養殖し、それを原料として活用した家畜用飼料を製造・販売するシステムを構築し、水産と畜産の連携で地球温暖化の抑制を目指すというもので、甜菜糖は効果の検証と製品の製造・販売を担当。27年に稼働する計画としている。
出所:MINKABU PRESS
これまで未利用資源であった海藻の一種である紅藻「カギケノリ」は、牛や羊などの反芻動物の飼料に0.2%配合することで、消化管内で生成されるメタンガスを最大98%抑制する効果があると報告されているという。同プロジェクトでは、紅藻カギケノリをはじめとした藻類を陸上養殖し、それを原料として活用した家畜用飼料を製造・販売するシステムを構築し、水産と畜産の連携で地球温暖化の抑制を目指すというもので、甜菜糖は効果の検証と製品の製造・販売を担当。27年に稼働する計画としている。
出所:MINKABU PRESS