パナHDが後場に上げ幅を拡大、車載領域で米アポロとのパートナーシップで基本合意
パナソニック ホールディングス<6752>が後場に入り上げ幅を拡大した。同社は17日、連結子会社のパナソニック オートモーティブシステムズ(PAS)の事業に関して、米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメント<APO>のグループ会社が共同パートナーになることに合意し、基本合意書を締結したと発表した。パートナーシップにより成長事業の開発力強化に向けた大規模な資金調達の機会を得るという。合意に基づく取引が実現した場合、パナHDが100%保有するPASの株式の一部を、アポロが投資助言を行うファンドが取得し、PASはパナHDの持ち分法適用会社となる予定。パナHDに対しては、事業の選択と集中に向けた取り組みを評価した買いが入ったようだ。
2024年3月末までの正式契約の締結を目指す。PASは将来の株式上場を視野に、車載コックピットシステム領域を中心に一層の成長を図る。
出所:MINKABU PRESS
2024年3月末までの正式契約の締結を目指す。PASは将来の株式上場を視野に、車載コックピットシステム領域を中心に一層の成長を図る。
出所:MINKABU PRESS