トヨタは底堅さ発揮、足もと円高傾向も根強い買いで最高値挑戦の構えに
トヨタ自動車<7203>が全般軟調地合いのなかで売り優勢も底堅さを発揮している。外国為替市場では足もと1ドル=150円台後半の円高方向に推移しており、自動車セクターの中でも特に為替感応度の高い同社株にとって風向きは悪いものの、好業績を評価する形で機関投資家とみられる買いが根強く続いている。9月20日につけた上場来高値2911円50銭を視界に入れており、2800円台後半は強弱観が対立しマーケットの注目度も高い。24年3月期営業利益は期初予想を大幅増額し前期比65%増の4兆5000億円を予想し、時価予想PER10倍未満と指標面でも割安感が強い。
出所:MINKABU PRESS
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