カラダノート Research Memo(9):株主優待制度を導入
■株主還元策
2023年6月15日開催の取締役会において、株主優待制度の導入を決議した。カラダノート<4014>は、株主、社員、顧客、地域社会、すべてのステークホルダーに経営に参画してもらうことで、生活に寄り添った商品・サービスの提供を推進し、新たな企業価値の創出につなげていくことを考えている。こうした思いから、より多くの人に同社の株主になってもらい、株主と中長期的な関係づくりをより強化するため、株主優待制度を導入した。今後、株主優待制度以外にも積極的なIR情報発信を通じて、株主との関係性を深めていく考えである。
株主優待制度の開始予定時期については、2023年7月末時点の株主名簿に記載または記録された株主に対して導入し、以降、1年ごとに対象株主を確定する。
(1) 対象となる株主
毎年7月末(同社期末)時点の株主名簿にそれぞれ記載または記録された、100株(1単元)以上保有する株主を対象とする。
(2) 株主優待の内容
対象となる株主に対し、「カラダノートウォーター」のミネラルウォーター1セット(2ボトル・3,974円相当分)を無償で提供する(優待の利用には、同社サービス「カラダノートウォーター」の利用が必要となる)。
(3) 配送予定時期
毎年10月に開催する株主総会の招集通知書類等に優待券を同封する形で株主に届ける。
■サステナビリティ
「健康の悩みや不安を抱いている人を助けたい」という想いから創業しており、それ以来、PHR※、妊娠育児・健康記録関連アプリ展開、ライフイベントマーケティング事業と様々な挑戦を続けている。軸となる想いは変わっておらず、事業を通じて、ママによる家族(ママ)のためのエコシステムを構築するほか、少子高齢化の課題を解決するサービスを通じて、サステナブルな社会のための循環を創り出し、社会へ貢献する。同社においてはビジョンに基づく事業活動そのものが、持続可能な社会の実現に資するものであると弊社では考えている。
※PHR:Personal Health Record(パーソナルヘルスレコード)個人が自らの保健医療情報を適切に管理・取得できるインフラ
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《AS》
提供:フィスコ