インターネットインフィニティー---2Qは2ケタ増収増益、在宅サービス事業が2ケタ増収増益に
インターネットインフィニティー<6545>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.8%増の24.34億円、営業利益が同71.5%増の0.60億円、経常利益が同35.5%増の0.71円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同25.4%増の0.33億円となった。
ヘルスケアソリューション事業の売上高は前年同期比15.0%増の16.62億円、営業利益は同0.4%減の1.55億円となった。レコードブック事業においては、「レコードブック・ブランド」の店舗が合計で222店舗(前年同四半期末は214店舗)となった。フランチャイズの店舗数増加に加え、高齢者に運動習慣の重要性への理解が浸透したことにより、レコードブックの既存店舗の稼働率については回復基調で推移したため、直営店舗の売上高や加盟店からのロイヤルティ等の収入は前年同四半期と比べ増加した。Webソリューション事業においては、人員体制を強化し営業活動の推進やコンテンツの拡充等を行った結果、シルバーマーケティング支援では大型案件を、メディカルソリューションの分野では複数の新規受注を獲得し、前年同四半期比で売上高、営業利益ともに増加した。また、アクティブライフ事業(従来のケアサプライ事業より名称変更)については、2022年10月より正光技建社を連結の範囲に含め、介護保険外の住宅リフォーム事業を開始した。同事業は資源価格の高騰等の影響を受け、全体の原価率は上昇している。
在宅サービス事業の売上高は前年同期比20.9%増の7.71億円、営業利益は同23.3%増の1.77億円となった。連結子会社において、2022年12月の事業譲受により新たに施設介護事業を開始した。既存の事業においても、人事制度改革等により人材の確保が進んだ結果、サービス提供回数が増加した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.5%増の50.22億円、営業利益が同79.6%増の1.72億円、経常利益が同9.7%増の1.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同213.6%増の1.06億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ