IC---23年9月期は増収、期末配当金の増配を発表
IC<4769>は10日、2023年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.9%増の85.62億円、営業利益が同36.1%減の4.04億円、経常利益が同33.0%減の4.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.3%減の3.72億円となった。
ITソリューション事業の売上高は前年同期比0.5%増の83.31億円となった。ソフトウェア開発については、情報・通信メディア、製造の売上が増加し、売上高は同9.2%増の38.82億円となった。システム運用については、電力・ガス・水道・鉄道、情報・通信・メディアの売上が減少し、売上高は同6.0%減の44.48億円となった。
ITサービス事業の売上高は同15.1%増の2.31億円となった。チケット販売管理システムのカスタマイズ作業及びフィートの多言語音声翻訳サービスの売上が増加したことなどにより、増収となった。
2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の90.23億円、営業利益が同4.1%増の4.21億円、経常利益が同5.3%増の5.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%減の2.99億円を見込んでいる。
また、2023年9月期の業績等を勘案した結果、利益配当金については、直近の配当予想31.00円に普通配当1.00円、特別配当2.00円を加え、1株当たり34.00円に増配することを発表した。
《SO》
提供:フィスコ