貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5706 三井金属鉱業

東証P
4,788円
前日比
+35
+0.74%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.9 0.88 3.45 4.90
時価総額 2,747億円
比較される銘柄
住友鉱, 
DOWA, 
三菱マ

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本日の注目個別銘柄:資生堂、住友ゴム、イーレックスなど


<9517> イーレックス 633 -102
急落。先週末に上半期決算を発表、営業損益は107億円の赤字で前年同期比215億円の損益悪化となり、通期予想は従来の77億円の黒字から一転、213億円の赤字に下方修正した。JEPXのスポット価格が想定より低迷したことで、調達電源とのマージンが悪化、糸魚川発電所の稼働率抑制なども響いた。年間配当金は従来計画の22円から未定に変更。中計修正で25年3月期営業利益も77億円から47.8億円に減額。

<7532> パンパシHD 3221 +215
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は329億円で前年同期比37.8%増となり、市場予想を50億円程度上振れる着地になっている。通期予想の1110億円、前期比5.5%増は据え置いているものの、上半期は計画を100億円程度上振れたようだ。GMSの粗利改善効果が大きくなっているほか、経費抑制も効いているもよう。10月の既存店売上も好調を持続、業績上振れを織り込む動きが強まっている。

<5706> 三井金 4208 +397
急伸。先週末に上半期の決算を発表、経常利益は169億円で前年同期比50.4%減となったが、従来予想の40億円は大きく上回っている。つれて、通期予想は従来の200億円から330億円、前期比65.9%増に上方修正。円安効果に加えて、自動車関連製品の増加、開発費用の減少などが要因となるもよう。大幅な業績上振れ好感に加えて、生成AI向け電解銅箔の拡大期待なども高まる状況になっているようだ。

<5110> 住友ゴム 1816.5 +233
急騰。先週末に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は246億円で100億円強の市場コンセンサスを大幅に上回っている。米国での価格効果などによりタイヤ事業の回復が加速化する形に。通期予想は従来の410億円から460億円、前期比3.1倍に上方修正しているが、構造改革費用など追加のコスト増も織り込んでおり、事業利益は500億円計画から630億円に大幅上方修正されている。

<5707> 東邦鉛 1170 -400
ストップ安比例配分。先週末に上半期決算を発表、経常損益は22.3億円の赤字となり前年同期比では62.9億円の損益悪化、従来予想の13億円の赤字から赤字幅は拡大。通期予想も10億円の黒字予想から一転、36.3億円の赤字見通しとした。亜鉛価格の下振れやラスプ鉱山の品位低下、持分損益の下振れなどが背景に。ラスプ鉱山の減損計上などで、通期最終損益は300億円の赤字見通しに。年間配当金は無配計画に修正。

<7550> ゼンショーHD 8889 +804
大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は254億円で前年同期比3.1倍となり、従来計画の202億円を大幅に上振れた。つれて、通期予想は従来の401億円から510億円にまで上方修正した。経済活動の正常化に伴って、すき家、はま寿司、レストラン事業、ファストフード事業はなどが好調に推移するようだ。また、年間配当金も従来計画の40円から50円に引き上げ、前期比26円の増配となる。

<9843> ニトリHD 14875 -1140
大幅続落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は222億円で300億円程度の市場予想を下振れ。上半期は552億円となって従来計画の641億円を下振れている。為替の円安が下振れの主因となっているもよう。通期計画1451億円(前期は13カ月決算で1401億円)は据え置いているが、ドル・円相場の高止まりが続く中で、下振れ懸念があらためて強まる状況になっているようだ。

<4911> 資生堂 4185 -700
急落。先週末に第3四半期の決算を発表、7-9月期コア営業利益は88億円で前年同期比53.0%減となり、通期予想は従来の600億円から350億円、前期比31.8%減に下方修正している。にトラベルリテール事業、中国事業などが実質ベースで下振れのもよう。流通在庫調整のほか、中国における景況感の悪化や日本製品買い控えの影響などが背景。市場予想はほぼ従来会社計画線上であったとみられる。

<8035> 東エレク 22575 +385
大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は961億円で前年同期比58.7%減となり、1000億円レベルの市場コンセンサスはやや下振れ。一方、通期予想は従来の3930億円から4010億円、前期比35.1%減に上方修正。中国市場が想定以上に好調なもよう。通期上方修正値は市場予想に未達であるものの、先週末のSOX指数が大幅高となったことも支援となり、あく抜け感優勢の流れにつながっているようだ。

<9783> ベネッセHD 2348 +440
ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。欧州の投資ファンドEQTと組んでTOBを実施する。TOB価格は2600円で先週末終値に比べて36.3%のプレミアムとなり、TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。主力の通信教育「進研ゼミ」の不振が続いており、株式非公開化で立て直しを図る方針。なお、今回のMBOは国内では最大規模となるようだ。

《ST》

 提供:フィスコ

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