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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7927 ムトー精工

東証S
1,666円
前日比
+10
+0.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.1 0.66 5.61 321
時価総額 129億円
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<動意株・13日>(大引け)=ミナトHD、ニチリョク、ブレインPなど

 ミナトホールディングス<6862>=物色人気集中でストップ高。産業用メモリーモジュールを主力事業に、デジタルプログラマや、システムソリューション、Webサイト関連など幅広いテリトリーに展開、M&A戦略なども駆使して業容拡大に積極的だ。足もとの業績も会社側想定を上回る好調で、ROM書き込みやデジタル関連機器の値上げ効果などが収益押し上げ効果をもたらしている。前週末10日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の9億円から11億7000万円(前期比44%増)に増額した。これを材料視する買いを呼び込んだ。

 ニチリョク<7578>=上昇加速で一気に年初来高値更新。前週末10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)単独決算で、営業利益が1億7200万円となり、前年同期の800万円の赤字から大幅に黒字転換したことが好感されている。売上高は15億600万円(前年同期比1.4%増)となった。コロナ禍により少人数に限定していた終活セミナーやイベントを本格的に開催し、受注につなげる施策を継続して実施したことが寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高39億円(前期比21.0%増)、営業利益3億6000万円(同62.2%増)の従来見通しを据え置いている。

 ブレインパッド<3655>=上げ足強め7連騰。10日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高25億3300万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2億8200万円(同47.5%増)、純利益1億9800万円(同33.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。TimeTechnologies連結化の押し上げ効果に加えて、売上高5000万円を超える顧客が、前年同期の6社から11社へ増加するなど案件が大型化していることが寄与した。また、有償稼働率が改善傾向にあることや、コストコントロールを強化したことなども寄与した。

 ムトー精工<7927>=急速人気化で約1カ月半ぶり年初来高値更新。同社は自動車向けを中心に樹脂成形部品を手掛けるが、半導体不足などサプライチェーン問題の解消による自動車生産回復が収益環境に追い風となっている。また、同社は海外売上高比率が約7割と高く、そのなかタイや中国でデジタルカメラ向け部品の受注が活発で業績に貢献している。前週末10日取引終了後に、24年3月期上期(23年4~9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比78%増の10億7400万円と大幅な伸びを達成した。これを手掛かり材料に投資マネーが攻勢をかけている。同社株はバリュー株としての側面もあり、PER9倍台でPBRは0.7倍台に過ぎない。しかも、配当性向40%目標を掲げ今期年間配当は79円を計画、配当利回りが4.3%前後と非常に高いことも注目されている。

 北川精機<6327>=一時ストップ高。同社は10日取引終了後、24年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.5倍の2億9700万円となり、上半期計画3億4000万円に対する進捗率が87%超に達していることが好感されているようだ。売上高は同36.3%増の16億9600万円で着地。銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品成形用プレス装置、搬送機械の売り上げが順調に推移したことなどが主な要因だとしている。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 日本電子<6951>=大幅高で4連騰。年初来高値を更新した。前週末10日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しは155億円から180億円(前期比1.0%増)に引き上げた。減益予想から一転、過去最高益を見込む。年間配当予想は8円増額して74円(同8円増配)としており、これらを評価した買いが集まったようだ。今期の売上高の見通しは1670億円から1720億円(同5.7%増)に見直した。為替相場が想定よりも円安で推移していることを業績予想に織り込んだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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