日本リビング保証---1Qは2ケタ増収増益、HomeworthTech事業とExtendTech事業がいずれも2ケタ増収
日本リビング保証<7320>は10日、2024年6月期第1四半期(23年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比32.7%増の11.08億円、営業利益が同96.6%増の2.61億円、経常利益が同87.8%増の3.21億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同83.0%増の2.19億円となった。
HomeworthTech事業の売上高は前年同期比23.5%増の6.29億円、セグメント利益は同455.9%増の0.23億円となった。主要なKPIである新規契約獲得金額8.37億円(前年同期比18.1%増)、前受収益・長期前受収益残高98.30億円(同21.0%増)、電子マネー発行サービスの導入社数107社(同33.8%増)・未使用残高21.65億円(同11.0%増)といずれも前年同期比で成長した。
ExtendTech事業の売上高は前年同期比44.8%増の4.53億円、セグメント利益は同76.0%増の2.35億円となった。前連結会計年度と同様に蓄電システムをはじめとした住宅用再生可能エネルギー設備に対する社会的ニーズに応える形で再生可能エネルギー領域が進展したほか、オペレーション業務の受託が拡大したことにより教育ICT領域も堅調に推移した。
その他事業の売上高は前年同期比112.5%増の0.25億円、セグメント利益は0.02億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。
2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.0%増の48.20億円、営業利益が同13.3%増の8.40億円、経常利益が同3.8%増の10.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の7.79億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ