ブロードリーフ---3Qも2ケタ増収、主力の「.cシリーズ」を中心にクラウドソフトウェアの販売を強化
ブロードリーフ<3673>は9日、2023年12月期第3四半期(2023年1月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比11.7%増の112.49億円、営業損失が15.22億円(前年同期は18.63億円の損失)、税引前損失が14.85億円(同19.14億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が10.28億円(同14.33億円の損失)となった。
当第3四半期累計期間においては、主力商材である「.cシリーズ」を中心にクラウドソフトウェアの販売を強化した結果、顧客総数が増加した。併せて、改正電子帳簿保存法に対応するソフトウェア「電帳.DX」も販売数を伸ばした結果、ストック売上の増加に寄与している。しかし足元では、改正電子帳簿保存法への対応に際するシステム導入の検討において、顧客内で様子見しながら慎重に進める動きが散見されている。また、主に非モビリティ産業向けとなるパッケージソフトウェアの受注数も順調に進捗した。コスト面においては、今後の機能拡充とサービス拡張に備え、クラウド基盤やバックオフィス業務の強化などの先行投資を行った。
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提供:フィスコ