東京通信G---テトラクローマを完全子会社化、メディア事業(アプリ開発等)領域の成長と事業機会の拡大を目指す
東京通信G<7359>は7日、画像生成サービス「Picrew(ピクルー)」を運営するテトラクローマ(東京都文京区)のすべての株式を取得し、完全子会社化することを決定したと発表した。同社子会社化によって、メディア事業領域の成長と事業機会の拡大を目指す。
東京通信グループのメディア事業では、カジュアルゲームをはじめとするスマートフォンアプリを開発し、アプリ内の広告枠を広告主へ提供することで広告収入を得ており、広告メディアの企画・運営、クライアントの課題を解決するデジタルマーケティング事業を展開している。
テトラクローマは、世界中のクリエイターとユーザーを繋ぐ画像生成サービス「Picrew」を運営しており、言語を利用しなくても直感的に楽しめる仕様であるため、国内・海外含め200か国以上、累計1億人を超えるユーザーが利用している。
今回、東京通信グループのメディア事業において同社が加わることで、グループのマーケティングナレッジや海外拠点の人的リソースを共有し、同社のさらなる成長を促し、グループが「Picrew」を取得することで、新しいテクノロジー及びユーザーの獲得が実現する。。今後の展望として、グループが展開する他サービスによって蓄積されたビッグデータを用いた生成系 AI 分野への活用を模索し、アプリ配信等を活用したマルチプラットフォーム化を進めるとしている。
《SI》
提供:フィスコ