Fスターズの戻り足加速、前期営業3割増益に続き今期も2ケタ成長で過去最高更新へ
フィックスターズ<3687>が戻り足を加速、カイ気配スタートで大きく水準を切り上げている。同社は顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で抜群の競争力を誇り、スーパーコンピューター分野での展開や、AI技術の進化を担う量子コンピューター分野でも先駆的な存在として注目されている。足もとの業績は半導体業界などのプログラム高速化のニーズを取り込み高水準に推移している。9日取引終了後に発表した23年9月期業績は売上高が前の期比12%増の70億3800万円、営業利益が同29%増の20億8600万円と大幅な伸びを達成、続く24年9月期も増収増益基調に陰りなく、売上高は前期比14%増の80億円、営業利益は同10%増の23億円と2ケタ成長を継続する見通し。営業利益は3期連続で過去最高更新となる。なお、株主還元にも前向きで前期配当を従来計画から1円増額し13円、今期はそこから更に1円増配の14円を計画している。
出所:MINKABU PRESS
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