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6050 イー・ガーディアン

東証P
1,795円
前日比
-3
-0.17%
PTS
1,798.2円
10:54 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.0 1.82 1.95 2.96
時価総額 214億円
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イー・ガーディアン---23年9月期増収、EC・フリマサイトのカスタマーサポートや広告審査業務が堅調に拡大


イー・ガーディアン<6050>は6日、2023年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.3%増の119.09億円、営業利益が同21.7%減の17.78億円、経常利益が同21.9%減の18.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.2%減の12.29億円となった。ソーシャルサポートの売上高は前年同期比2.1%増の68.48億円となった。当年度においては、EC・フリマサイト向けのカスタマーサポートサービスや監視業務の受注が好調に推移した。また、食品・飲食業界向けにSNSのリスク投稿を即時に検知・報告し、対応のサポートまで行う「SNSリスク即時検知サービス」を提供開始するなど、新たなサービスの提供にも積極的に取り組んだ。その一方、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種受付業務など中型案件の終了や規模縮小が同時期に発生し、売上が減少することもあった。ゲームサポートの売上高は同10.0%減の18.74億円となった。当年度においては、海外ゲーム会社のローカライズ案件(言語翻訳や調整等の支援)が伸長した。これを契機として、海外タイトルの日本人ゲームユーザーに特化した、独自の検証・ユーザーインタビュー・QA対応まで一貫して行い、ユーザーが持つプレイ時の違和感を低減することでセールスを促進する包括的サービス「日本ゲームユーザーインタビュー」の提供を開始した。しかし、国内ゲーム市場は変わらずその規模は大きいものの、大型のヒットタイトルに恵まれず、ゲームサポートは減収となった。アド・プロセスの売上高は同8.1%増の15.34億円となった。当年度においては、官公庁案件の受注実績やデジタル広告市場の規制強化などによる需要の増加を受け、広告審査業務が堅調に推移した。サイバーセキュリティの売上高は同16.7%増の7.73億円となった。主に脆弱性診断、WAF、セキュリティの経営課題を解決するコンサルティングサービスを提供している。また、各企業のセキュリティ強化、サプライチェーンリスク低減など、日々増加する市場のニーズに応えるべく、サービスラインナップの拡充などを行ってきた。その中で脆弱性診断の内製化を考えている企業に向けて、脆弱性の基礎知識から脆弱性診断員としてスキル習得までを幅広くレクチャーし、内製化の体制構築をサポートする「脆弱性診断内製化支援」の提供を開始した。その他の売上高は同0.1%減の8.77億円となった。完全子会社であるEGテスティングサービスが、30年以上の経験とノウハウに裏打ちされた高品質なサービスを訴求し、深耕営業、新規開拓に取り組んだ。2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.7%増の133.00億円、営業利益が同9.1%増の19.40億円、経常利益が同7.9%増の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.5%増の12.60億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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