ソフトバンクGは強弱観対立、ナスダック高追い風も今週9日に決算控え思惑錯綜
ソフトバンクグループ<9984>が前日終値近辺で売り買いを交錯させている。日経平均寄与度の高い銘柄で、前日まで4日続伸し直近はマドを開けて買われたものの、75日移動平均線とは依然としてカイ離があり、全体指数と比較して上値の重さも意識されている。今週9日に決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑が投資家の買いを手控えさせている面もあるようだ。米ハイテク株への投資に積極的で、ナスダック総合株価指数との連動性が指摘されるが、ナスダック指数は前日まで7連騰と上値指向が強く、同社にとっては追い風環境にある。また、信用買い残は最近では再び増勢基調にあり、10月27日現在で1390万株近くまで膨らんでおり、個人投資家の関心の高さをうかがわせる。
出所:MINKABU PRESS
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