<動意株・6日>(前引け)=免疫生物研、TOA、イリソ電子
免疫生物研究所<4570>=上げ足加速で500円台乗せ。前営業日となる2日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比24.7%増の3億6500万円、経常損益は3000万円の黒字(前年同期は1億2900万円の赤字)となった。7~9月期も経常黒字となっており、業況の底入れを期待した買いを集めたようだ。4~9月期は抗体関連事業で主力製品のELISAキットの売上高が国内外ともに大幅に増加した。為替差益の発生や税金コストの大幅な減少も黒字化に寄与した。
TOA<6809>=急速人気化。マドを開け75日・25日移動平均線を一気に上抜く派手な戻り足を演じている。放送設備など音響システムを主力に、防犯カメラなどセキュリティー関連の映像システムでも高い実績を持つ。放送設備は脱コロナに伴う経済正常化で商業施設向け投資需要が活発化し、同社の業績を押し上げている。前週2日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の25億円から28億円(前期比64%増)に増額しており、これを手掛かり材料に投資マネーが攻勢をかけている。きょうの株価急動意後でもPBRが0.7倍台、配当利回りも3.5%台と割安感が光る。
イリソ電子工業<6908>=大幅高で4連騰。株価は9月下旬以降一貫して下値を探る展開にあったが、目先底入れリバウンド局面への移行を鮮明としている。車載用を中心とするコネクターメーカーで販売シェアは業界上位に位置する。半導体不足解消による自動車生産回復の恩恵を享受し、足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。前週2日取引終了後に24年3月期上期(23年4~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比8%増の33億1500万円と従来計画30億円から10%以上上振れての着地となった。これが株価を強く刺激する格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
TOA<6809>=急速人気化。マドを開け75日・25日移動平均線を一気に上抜く派手な戻り足を演じている。放送設備など音響システムを主力に、防犯カメラなどセキュリティー関連の映像システムでも高い実績を持つ。放送設備は脱コロナに伴う経済正常化で商業施設向け投資需要が活発化し、同社の業績を押し上げている。前週2日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の25億円から28億円(前期比64%増)に増額しており、これを手掛かり材料に投資マネーが攻勢をかけている。きょうの株価急動意後でもPBRが0.7倍台、配当利回りも3.5%台と割安感が光る。
イリソ電子工業<6908>=大幅高で4連騰。株価は9月下旬以降一貫して下値を探る展開にあったが、目先底入れリバウンド局面への移行を鮮明としている。車載用を中心とするコネクターメーカーで販売シェアは業界上位に位置する。半導体不足解消による自動車生産回復の恩恵を享受し、足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。前週2日取引終了後に24年3月期上期(23年4~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比8%増の33億1500万円と従来計画30億円から10%以上上振れての着地となった。これが株価を強く刺激する格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS