橋本総業ホールディングス---2Q増収、管材類、衛生陶器・金具類および空調・ポンプの売上高が増加
橋本総業ホールディングス<7570>は30日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%増の757.53億円、営業利益が同14.6%減の11.83億円、経常利益が同7.6%減の17.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.9%減の11.39億円となった。
管材類の売上高は前年同期比8.1%増の218.43億円となった。主に、住宅分野で新築・リフォーム需要の低迷に伴い需要が減少したが、商品価格の改定が行われたこと及び、非住宅分野で半導体、プラント分野などの設備投資の需要が増加した。
衛生陶器・金具類の売上高は同5.9%増の217.28億円となった。主に、住宅・非住宅共に新築需要が減少したものの、リフォーム需要は堅調に推移しており、また素材価格高騰による商品価格の改定を前に需要が高まった。
住宅設備機器類の売上高は同4.4%減の124.46億円となった。主に、昨年同時期は給湯器・エコキュートなどの商品供給不足が解消されたことによる需要が増加した一方で、当四半期は需要が減少したこと及び、住宅設備分野では生活必需品の値上げに伴い、住宅設備の取替需要が減少した。
空調・ポンプの売上高は同11.8%増の170.22億円となった。主に、非住宅分野の業務用空調機器類の需要が好調であったこと及び、家庭用空調機器類は7月後半から猛暑の影響により、需要が増加したこと、また、ポンプ類は昨年同時期に引き続き、需要が増加した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の1,550.00億円、営業利益が同6.9%増の30.00億円、経常利益が同5.3%増の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.0%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ