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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6196 ストライク

東証P
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前日比
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PER PBR 利回り 信用倍率
13.3 4.07 2.61 14.38
時価総額 757億円

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<動意株・31日>(大引け)=日軽金HD、カワタ、明電舎など

 日本軽金属ホールディングス<5703>=反発。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高2504億5200万円(前年同期比1.0%減)、営業利益56億8100万円(同55.3%増)、純利益21億4400万円(同43.6%減)となり、従来予想の営業利益40億円を大幅に上回って着地したことが好感された。板、押出製品で半導体関連の需要調整や中国における押出製品など自動車向けの減速による影響があったものの、パネルシステム部門が冷凍・冷蔵分野やクリーンルーム分野で好調に推移したほか、輸送関連部門のトラック架装事業や箔、粉末製品の回復などが貢献した。

 カワタ<6292>=切り返す。同社はきょう正午ごろ、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業損益は6億6400万円の黒字(前年同期は3800万円の赤字)となり、通期計画12億8000万円に対する進捗率が52%弱となったことが好感された。売上高は前年同期比57.8%増の123億7400万円で着地。電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池関連の売り上げが堅調だったほか、前期に受注したフィルム・シート関連などの大型案件の売り上げが計上されたことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 明電舎<6508>=マド開け急騰。30日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を100億円から110億円(前期比28.8%増)へ、純利益を70億円から100億円(同40.3%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は従来予想の2900億円(同6.4%増)を据え置いたものの、旺盛な需要を背景に、海外を主体とする変電事業や保守サービスを手掛けるフィールドエンジニアリング事業の業績改善が引き続き見込まれることが要因としている。また、保有不動産の譲渡により、固定資産売却益約32億円を特別利益として計上することも寄与する。

 大和自動車交通<9082>=動意づく。ライドシェア関連の有力株として短期資金が再攻勢をかけた。株価の値動きは荒く10月24日取引時間中に278円高と値を飛ばし1628円の年初来高値をつけた後、利益確定売りが噴出、同日の大引けは安値引けで195円安と大きく値を下げた経緯がある。その後も調整を入れていたが、下値では継続的な押し目買いの動きも観測されていた。同社株は0.5倍台の低PBRが特徴だが財務体質はしっかりしており、24年3月期は連続増配で前期実績比2円増配となる8円を計画している。急騰習性があり18年1月に今回と同様の突発的な急騰を演じ、この時は短期間で2491円まで駆け上がった実績がある。

 ストライク<6196>=急伸。中小企業を対象とした事業承継型のM&A仲介事業を手掛けている。足もとは広告宣伝コストなどが重荷となっているものの、経営者高齢化に伴う第三者へのM&A案件が増加し収益環境には追い風が吹いている。同社が30日取引終了後に発表した23年9月期決算は営業利益が前の期比23%増の52億200万円と大幅な伸びを達成し9期連続の最高益更新となった。また、続く24年9月期は前期比35%増の70億3700万円と伸びが加速する見通しにあり、これを評価する形で投資資金が集中した。なお、23年9月期の年間配当は従来計画に3円増額し前の期比11円増配となる51円、24年9月期は更に11円増配となる62円予想となっている。

 エフピコ<7947>=急反発。30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1087億2600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益69億8100万円(同15.0%増)、純利益51億2200万円(同24.0%増)と2ケタ営業増益となり、従来予想の営業利益62億5000万円を上回ったことが好感された。第二次製品価格の改定効果や各部門における改善効果のほか、エコ製品や総菜向けなど付加価値の高い製品の販売が堅調に推移したことが貢献した。なお、24年3月期通期業績予想については従来見通しを据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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